【氣功修練会】2017年11月4日(土)10:30~16:30(お昼休憩含む)
背骨を様々な方向に波打たせて揺らし、站椿功と採氣法で『氣』を充満させていきます。講義なしで1日中動功の『実技』を行います。
【場所】 ブリージングストレッチ本院(JR総武線浅草橋駅西口前)
【講師】 古久澤 靖夫(ブリージングストレッチ本院・院長)
馬場 梢(ブリージングストレッチ指導講師)
【費用】 10,800円(税込)
【申込】 お名前、ご連絡先 (ご住所・お電話番号・西暦での生年月日)を明記の上、メールにてお申し込みください。
メール:breathing@office.email.ne.jp
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このメルマガでも何度か【肌と骨】の関係について取り上げてきましたが、どんな関係だったか覚えていますか?!
りんごの皮や卵の殻のように酸化(=老化)を防ぐ役割を果たすのが【骨】でしたよね。
そしてこの骨がスカスカに減れば減るほど皮膚が荒れてボロボロになってしまいます。
昔は「體(骨が豊か)」と書いて「からだ」と呼んでいましたから、私たちの健康維持に骨がどれほど重要なカギとなるかが分かります。
その大事な骨がスカスカになってもろくなり、ちょっとしたことでも骨折しやすくなってしまうのが骨粗鬆症です。
これまでは更年期を迎える頃にこの骨粗鬆症を発症する率が高かったのですが、今は無理なダイエットで身体が細くなるのに比例して、骨がスカスカになってしまう若い女性も少なくありません。
もし急に肌荒れがひどくなったなぁ...と感じたら、もしかしたら骨粗鬆症のサインかもしれませんよ。
私たちの骨は骨を作る「骨芽細胞」と骨を溶かす「破骨細胞」がバランスよく新陳代謝することで保たれていますが、
カルシウム不足によって「破骨細胞」のスピードに「骨芽細胞」が追いつかないと骨がもろくなってしまい、骨粗鬆症になってしまいます。
カルシウムというと乳製品や魚介類がパッと頭に浮かぶと想いますが、骨を丈夫にするにはひじきや納豆がおすすめです。
そしてそのカルシウムの吸収をよくするためには、適度に陽に当たり、自重(自分の身体の重力)で適度な負荷をかけ、収縮を繰り返すことが大事です。
教室で末端の基礎として行う手首の体操のように自重で関節に働きかける体操がおすすめです。
では実際に行ってみましょう。
四つんばいになり、左手の手首を折り曲げます。
手首が肩の真下に来るようにして出来るだけ左手の手首に体重をあずけます。
呼吸を詰めず、鼻から息を吸い、口から息を吐きながら、余裕があれば手首に滞った老廃物を押し流すイメージで身体を小さく左右に揺らします。
30秒ほど経ったら、右手に体重を逃がし、親指側からゆっくりくるくるくると手首を回転させて戻し、手首を左右に小さく振ります。
今度は、四つんばいになり、左手を逆手にして手のひら全体を床に置き、
鼻から息を吸って、口から息を吐きながら、お尻を後ろにスライドさせていきます。(無理せず、手首が床から浮かないところまででOKです)
左手の手首で床を押すようにして先ほどと反対の動きを行います。
こちらも30秒ほど経ったら、ゆっくり身体を四つんばいに戻し、親指側からゆっくりくるくるくると手首を回転させて戻し、手首を左右に小さく振ります。
正座になって腕をダラーントさせてみましょう。
刺激を与えた左腕に温かさ、重たさ、長くなった感じがあったら体操が効いている証拠です。
反対の右手も同様に行いましょう。
骨粗鬆症の兆しは肌荒れだけでなく、まぶたの痙攣、足がつる、歯茎から血が出るといった症状としてもあらわれます。
骨がしっかりしていれば、筋肉は安心して柔らかく保たれて柔軟性に富みますから、身体が硬い方も【骨】を見直してみてください( ´ ▽ ` )ノ